ずぼら主婦のハッピーライフ🍀

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【酪農おしごと】地域とのつながり

今回は酪農のお仕事というよりは、その役割について。

 

私はちょっと破天荒なサラリーマン家庭で育ちました。

とはいえ、17歳で元旦那の実家に転がり込んで以来ずっと酪農に携わってきたんですが(笑)

若い頃は何も考えてもいなかったし、『酪農』をひとつの仕事として考えているだけでした。

元旦那との暮らしのおかげで結婚はまず『収入があっての生活なんだ』という事にやっと気付いた私は

次に嫁ぐなら間違いなく農家にしようと決意(笑)

私は牛が嫌いではなかったし、田舎暮らしも大好き。

 

そんな『田舎暮らし』をちょっとだけご紹介しようと思います。

 

私が住んでいる地域は道東の十勝という地域で、ご存知の方も多いと思いますが

酪農だけでなく農業全般がとても盛んな地域です。

どこの田舎も過疎化②と騒がれていますが、私たちの地域も過疎です。

 

酪農という仕事は基本家族だけでどうにかなる仕事です。(農家も大規模化が進んでますけど、それはまた別の機会に。)

なので外の世界と関わらないで生きていこうと思えば生きていける職業でもあります。

そういう仕事のせいか、酪農家は人と集まることが大好きな人が多い印象です。

 

夏。

農繁期で毎日忙しい中、なぜか毎週イベントが行われます(笑)

町内会のパークゴルフ大会。町のPG。農協主催の運動会。地域の花火大会。農協女性部の運動会。どこ主催か知らない(笑)運動会。などなど。

これらが7月中旬から8月中旬くらいの時期に行われます。

そしてどの行事もなかなかの参加率です。終了後はもれなく懇親会つき(笑)

それ以外にも研修という名の視察兼ランチがあったり、敬老会やお祭りも盛んに行われます。

 

たまーーーーーに、全く行事や集まりに出てこない農家さんもいたりします。

が、多くの農家さんはみんな『行かなければ!!!』という使命感を持って

家族全員が参加。都合が悪ければひとりでもふたりでもと誰か彼かを出席させるほど。

 

田舎暮らしが好きな私ですが、時々人付き合いを煩わしく感じるせいもあって

嫁いだ当初は知らない人と一緒にご飯を食べたりってことにひどく抵抗がありました。

今もやっぱり面倒くさく感じる事も多々あります。

ですが、これが田舎に住む人間の最も大切な役割だと最近は思うんです。

 

冠婚葬祭はすべて地域ぐるみ。結婚した時、初めてお産した時に集落中の家からお祝いが届く事にびっくり!!!

連日知らないお客さんが赤ちゃんを見に来ます(笑)

お祭りや行事もちゃんとそれぞれ役割分担があり、子供やお年寄り、来賓(近所のひと)をもてなしたり、

誰かが亡くなればお手伝いに向かいます。

 

もちろんいい事ばかりではありません。

プライバシーは自分次第(笑)。自分が口に出した事、家に誰かが来て見聞きされた事はすべて!?みんなの情報として共有されます(●^o^●)

先日集落の花火大会に行った時の事。

夜に集まり、ご飯を食べていると隣の家で従業員として働く人にこう話しかけられました。

『海外旅行に行きたいんですよねー。はるさん随分あちこち行かれているそうで・・・』

びっくり(笑)この従業員さんとは以前集落の集まりで1、2度顔を合わせた程度(笑)

なぜそうなった!?まぁ誰かが私が旅行好きって事を教えたんでしょうけど

そんなに人に何かを語れるほどあちこちに行っているわけでもないのに・・・

 

それでもこうやって地域の人と付き合いを重ねていくと、

いつの間にかここの人間になって、地域を支えていく一員になっていくんだなぁと

実感していきます。

今時古いと思うけど、結婚して子供を産んで家を継いでいくっていうのは

ご先祖様(って呼ぶと一気に遠く感じますが、両親や祖父母と思えば近くなります・笑)

そして、この土地を守っていくことなんだなぁと気付きました。

 

若い頃は自分や家族しか見えていなくてよく理解できなかったけど、

ここに残って土地を守らなければ!と言っていたおばあちゃんの話を思い出しました。

 

私たちの集落と合併になったけれど、元々は別の集落だった最後の一軒のお家でした。

お父さんが病気で亡くなった後、息子とお母さんとおばあちゃんの3人。

息子は農家を辞め、TMRセンター(大雑把にいうと農家へ餌を作って運ぶ会社)に。

そこは冬になると夜に雪が降っても除雪もされない地域なので、

早朝の仕事に行くのが大変なので町に引っ越したいとのことでした。

以前からおばあちゃんの頑張りで!?引っ越しを延ばしてたそうですが、今春とうとう引っ越ししてしまいました。

 

仕方ないとはいえ、すごく淋しく残念に思います。

山に近い集落だったのできっと山に戻って行くんだろうなと思います。

田舎や農家で長男が大事っていうのはすごく悪いイメージでしかないですよね?

意地悪な義両親が男の子を産め!!!っていう・・・みたいな(笑)

でもずっとその土地を守っていくっていう事はとても大事なことだと思うんです。

核家族化(これさえ古い?笑)が進んだ昨今、孤独死は他人事ではなくなっています。

一人で死ぬのは勝手ですが、後始末は残った人間に任せるほうが最悪。

 

私の嫁いだ先の義両親はとってもいい人たちで口出しは一切してきません。

たぶん祖父母で苦労した分、私には何も言わないって決めているんだと思います。

でも旦那が農家を継いで、私が男の子の双子を産んだ時

ふと『あぁーよかったぁ。無事につなげられた!俺の代でつぶすわけにはいかなかった』と最高の笑顔でした(笑)

旦那は良くも悪くも今時の人間なので、『別に継がなくたっていい。』と言ってますが

私はふたりに共同経営でがんばっていってほしいと思っています。

あと10年もすればこの集落も3軒は確実に離農するでしょう。

多くの人が想像する【ふるさと】【田舎】の風景はそこに残って土地を守り生活している農家があってこその風景だと私は思っています。

ここにはおしゃれなお店も素敵な出会い(笑)もないけれど、いい天気の下仕事をして

ふとした瞬間に空を見上げ

『はー。いい天気ー♪(●^o^●)』と一休みしている瞬間がとても好きです。

 

そしてずっとこの仕事を安心して継がせられたらいいなと願っています。

ヨーロッパのおしゃれなチーズやバター、

アメリカやオーストラリアの安くて大きな牛肉。

それらも魅力的な商品だと思います。でもこれを読んで下さった中の誰か一人でも

その商品を手に取る時、この話を思い出してくれたら嬉しいなと思います。

・・・まぁ価値観なんて人それぞれだけど(笑)(●^o^●)

 


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